クチコミが消費者行動を後押しする

 

 

 

ネット通販など、サイトを運用しているとついつい自社サイトのことばかりに目が行き勝ちで、消費者視点をおろそかにすることが往々にしてあります。

消費行動として、AISASとかAIDMAとかSKIPなど、一連の流れで行動されるとマーケティングの枠組みで話されることがありますが、そんなに単純にこのストーリーでは行動しないのが現状かと思います。

 

 

 

身近な人のクチコミは影響力が大きい

ある商品が欲しいと思ったきっかけはさまざまですが、クチコミが一番影響が大きいかと思います。

知り合いから「これ買ってめっちゃよかった!すごいオススメ!」なんて言われると、ついつい調べもせずに「amazonでポチッ」と買ってしまった経験はないでしょうか。

クチコミってホント強いですよね。

強力なクチコミを発生してくれる人を大事にしようという動きも多くありますよね。

スノーピーク、ヤッホーブルーイングなど、ファンを大事にすることを重要視されています。

アンバサダーマーケテイングなどともいわれました。

自社のことを好きだといってくれる人を大事にするのは本当に大事ですね。
新規を獲得するよりも低コストですし、LTVが最も大きな顧客となります。

まず誰を大事にするかと言えば自社のファンであることは間違いないでしょう。

ネットのクチコミをうまく獲得する

知人のクチコミが大きいのは前述しましたが、影響力が高いのは知人だけではありません。

スマホが普及しいつでもどこでも検索ができるため、ネットのクチコミはとても重要です。

メーカーが言う「よいこと」をすんなりと消費者は受け取ってくれません。

多くの消費者が「商品名+評判」などの検索で第三者のクチコミを確認しています。

amazonや楽天のレビューも見てから購入する方も多いかと思います。

そこで有効になるのがアフィリエイト広告とリターゲティング広告でしょうか。

アフィリエイト広告は、アフィリエイターと言われる書き手が自分のサイトで紹介をしてくれる広告です。
よいアフィリエイターさんと組むことができれば成果につながると思います。

リターゲティング広告は、一度自分のサイトに訪問した方に対して、再訪問をうながす広告です。
既に自社に興味がある方に向けてのものなので、とてもコスパがよい広告となります。

もちろんバナーのクリエイティブを変更するなどの運用が必要となりますが。

カスタマージャーニーマップをつくり、ブラッシュアップをしよう

まずはざっくり消費者行動を考えカスタマージャーニーマップを作りましょう。

その上で日々の活動において仮説検証を繰り返し、見直していけばよいかと思います。

いったん見える化することで、狙い通りの箇所と想定外の箇所が出てくるかと思います。

一歩一歩確かめながらブラッシュアップすることで、施策の精度も高まるかと思います。

 

 

まとめ

ファンを大事にしリアルクチコミを誘発させる。

ネット上に第三者のクチコミを誘発させる。

その上で自社サイトで顧客体験を高める。

この繰り返しになるかと思いますが、ぜひトライするとよいかと思います。