ユーザー行動データは重要
ウェブサイトの魅力のひとつとして「ユーザーの行動データが把握できる」ことを上げる方も多いのではないでしょうか?
今までの、CM、ラジオ、雑誌、新聞などの4マス媒体やチラシでは、売上や来店数などで実感値としては把握できたかもしれませんが正確な数字は把握できていませんでした。
もちろん、視聴率などでリーチ数などは把握できますが、正確ではありませんでした。
ウェブサイトは、訪問ユーザーが「どのようにサイトに来たのか」「サイトのどこを見たのか」「どこのページで閲覧をやめたのか」などを把握することができます。
Googleアナリティクス(無料)を活用しよう
Google社が無料で提供している「Googleアナリティクス」をつかえばより多くの情報を取得することができます。
「訪問時のキーワード」「閲覧しているページ」でターゲットの消費者が何を求めているのかがわかります。
コンバージョン(購入者、資料請求などサイトのゴール)をしてくれた人は、どこからくるユーザーなのか、どのようは情報を求めているのかなどの傾向やニーズを把握し、PDCAを回し成果につなげることができます。
CMは「ながら視聴」でスマホのアクセス増加
先ほどのCMでも、現在では「ながら視聴」も多いため「CMオンエア中のアクセス」を確認することができます。
以前調査したデータでは、CMオンエア中は90%以上がスマホでしたので、テレビを見ながらスマホで情報えているのが鮮明に確認することができます。
検索ワードは「社名」が多いため、CMオンエアの時間だけトップページをCM連動にするなど、ユーザー体験を最大化させる施策もできるかもしれません。
Googleアナリティクスを活用できていない方へ
「Googleアナリティクスのデータは取っているけど、活用できていない」と言う方が多くみえまして、実にもったいないと思います。
データだけがすべてではありませんが、データを有効活用しない手はないです。
しかも無料で取得できる時代です。
いや、無料ですが、把握分析するにはそれなりの「コスト」がかかります。
Googleアナリティクスの設定もしっかりしておかないと、間違ったデータに踊らされるかもしれません。
大切な予算を間違った意思決定のもとに進めてしまうかもしれません。
しかし、正確なデータを取得し、仮説を設定し、実行して、検証するには、ウェブサイトはとても小さな予算で実行できます。
まずは、Googleアナリティクスの書籍を1冊購入することをおすすめします。
中小企業の方こそ、ぜひ「データを有効活用していただきたい」と強く考えております。