「住宅販売(不動産)」お客様からのサイト改善のご相談をいただきました。
一生の一度の買い物ですから、消費者の視点はシビアです。
販売側も、成果が「100 or 0」なので気が抜けません。
メーカー、工務店が多いので、名古屋も激戦だと思いますので、他の業界と同じく大変ですね。
「住宅購入」のジャーニーは「3カテゴリー、7フェーズ」
「不動産購入」をカスタマージャーニーで考えると、大きく3カテゴリー、7フェーズに分かれると思います。
特に「住宅購入前」がビジネスに直結するため、重要なフェーズとなりますね。
▼住宅購入前
——————————————–
1.夢を見るフェーズ
2.情報収集フェーズ
3.比較検討フェーズ
4.商談フェーズ
5.決断フェーズ
▼住宅建築中
——————————————–
6.建築フェーズ
▼住宅建築後~住む
——————————————–
7.アフターフォローフェーズ
SEO、口コミ、チラシ、展示場、CMなどなど、接点は様々
住宅購入~住むまでの間、多くのフェーズで、webサイトを閲覧します。
購入検討初期は「ぱっと見の印象」で選別します。
ですから、メインエリアの画像選定は重要です。
好みの住宅であれば、「コンセプト(強み)」「実績」などを閲覧し、「資料請求」や「訪問予約」をします。
検討当初は個人情報を渡すことが心配なのですが、何社かに伝えるとタガが外れたように資料請求しまくることも多いかと思います。
また、「○○工務店 評判」などで検索し、第三者の声も閲覧することでしょう。
スマホ時代のこの世の中ですが、高級商材(不動産、車など)は、スマホで情報を集め、パソコンサイトで吟味すると思いますので、パソコン比率は他のBtoC商材より高めです。
新築の需要が減っているのでアフターフェーズでつながり続けるのも、建築フェーズで満足度を高めるのも重要です。
ビジネスとしては住宅購入前が一番重要ですが、予算があれば、建築中以降のフェーズでもwebをうまく使うといいですね。
住宅購入までの期間も長いので、うまくリード(住宅購入希望者)をあつめる、そして育成するのも重要ですね。
やることが多いですが、わかりやすいフローでもあるかと思います。
東京ではチラシの効果がドンドンうすれておりますが、名古屋だとまだまだチラシは届くと思います。(以前よりは効果ないですが。)
もちろんネットで評判がすぐにわかってしまう時代ですので、商品に魂いれないといけないのは間違いありません。
やることたくさんですねー。
どの企業でも同じですが。。。
PS.私も一軒家を立てましたが、やはり3度立てないと満足いくものにはならないかもですね。笑