こんにちは。
アスバスマーケティングの松井です。
某大学様(愛知県内)の広報部のサポートをしております。
広報部さんをサポートするマーケティング・ウェブ担当者の位置づけです。
当初「ウェブリニューアル」「パンフレットの刷新」とのご相談でプロジェクトがスタート。
広報部長様にヒアリングを実施し、ゴールが「志願者数の増加」「入学者数の増加」とわかりました。
大学の「ウェブ」「パンフレット」はページボリュームがあることは大変ですが、「きれいに・使いやすく見直す」だけなら比較的簡単です。(時間とお金はかかりますが)
ただ、「ゴール」を達成するためには、「誰に」「何を」「どのように伝える」ことを検討し、設計をしなければなりません。
その為、「ウェブ・パンフレット」という成果物ありきではなく、「自大学とは?を明確にする」リサーチプロジェクトを提案し、進めることになりました。
リサーチをお手伝いいただくために、名古屋をはじめ、全国のデザイン事務所、クリエイティブ会社、広告代理店、ウェブ制作会社、受験系の会社など多くの企業をリストアップ、ヒアリングを実施。
最終的に2社の提案を受け、1社に依頼をしました。
その1社はワークショップやリサーチが得意なことが依頼のポイントでした。
実際、3か月という短い期間でプロジェクトを無事終了しました。
<行ったこと>
・大学の強みと課題を出すために、総勢30名弱のインタビューを実施
・5チーム編成による並列的なワークショップ
・専門知識のあるライターさんのアサイン
・数回にわたる統合作業
・最終レポート
<所感>
・短期間にワークショップを繰り返し、まとめていく過程はスピーディーかつパワフル。
・壁一面に付箋紙を張り、まとめて、要約。
・これを幾度と繰り返し、やっとレポートが完成。
・プロセスを共有し、大学の魅力、課題を多角的な視点で見ることができる
※ワークショップ、統合作業を1日経るとめっちゃ疲れますが。。。笑
自学のことがわかったので、「ウェブ」「パンフレット」の見直しを進めます。
ただ、「ウェブ」「パンフレット」は「認知があったユーザーとの接点」で活きるツールなので、その前のタッチポイント設計も進めていくことになります。
今回、「自学とは」がわかったことで、今後の可能性は大きく広がることになります。
学内上層部、教授陣にも好評とのことです。
関係者でのワークショップは実施する価値が高いですね。